ちいきん会 開催レポート
地方創生に関心ある熱量の高い公務員や金融マンが肩書きを外して交流するネットワーク作りの場です。
ちいきん会スピンオフ ONLINE 霞が関ダイアログ 2Days
令和2年11月11日(水)、18日(水)、ちいきん会のスピンオフ企画「霞が関ダイアログ2Days」を、オンラインにて開催しました !
本イベントは、霞が関(中央省庁)の政策を全国の地域金融機関の皆様に周知するとともに、地域で役立つ施策の活用事例創出に繋げることを目的としたもので、今年度2回目の開催、両日間合わせて約230名の金融機関・自治体等の有志にご参加いただき、熱く語り合いました!
当日のプログラムはこちら (641KB; PDFファイル)
一日目(11/11)は、まち・ひと・しごと創生本部事務局が公表している「地方創生に資する金融機関等の特徴的な取組事例」のうち、令和元年度の地方創生担当大臣表彰を受賞された事例の中から、①鳥取銀行様、②山口フィナンシャルグループ様、③米沢信用金庫様・荘内銀行様・山形大学様、④中国銀行様・リバネス様(当日の発表順)に、それぞれの取組についてご説明いただき、その後、グループセッションを行いました。
オンラインではありますが、実際に取組みについて生の声を聞かせていただいたことで、各取組みに対する参加者の理解が進み、グループセッションも大いに盛り上がりました。
<一日目のプログラム>
二日目(11/18)は、①中小企業基盤整備機構から「中小企業デジタル応援隊事業」、②農林水産省から「国産農林水産物等販売促進緊急対策事業」、③内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局から「企業版ふるさと納税」、④日本政策金融公庫、商工中金から「コロナ禍における資本性ローンの活用」について、それぞれご説明いただき、その後、グループセッションを行いました。
霞が関として、今、金融機関の皆様、また事業者の皆様にお伝えしたい支援策について発表者の皆様から共有いただくとともに、その内容について参加者間で熱心な議論が交わされました。
<二日目のプログラム>
各機関のプレゼンテーマおよび資料(一部抜粋)
一日目:11/11(水)分
・鳥取銀行×シーセンハヤブサ:
公民連携コミュニティ複合施設“ 隼Lab. ” (2830KB; PDFファイル)
・YMキャリア(山口フィナンシャルグループ):
事業性評価を活用した多様な人材確保支援 (1848KB; PDFファイル)
・山形大学×荘内銀行×米沢信用金庫:
産学金連携プラットフォーム (2026KB; PDFファイル)
二日目:11/18(水)分
・中小企業基盤整備機構:
中小機構のIT・デジタル化支援事業 (1111KB; PDFファイル)
・農林水産省:
コロナ禍で影響を受けている農林⽔産物の販売促進⽀援策援 (885KB; PDFファイル)
・内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局:
企業版ふるさと納税 (1872KB; PDFファイル)
・日本政策金融公庫/商工中金:
【日本公庫】日本公庫における支援事例と今後の活用に向けて (676KB; PDFファイル)
【商工中金】資本性劣後ローンのご案内 (3254KB; PDFファイル)
・経済産業省:
GビズIDのご紹介 (977KB; PDFファイル)
当日発表いただいた金融機関様を含め、地方創生担当大臣に表彰されたお取組みについては、まち・ひと・しごと創生本部のHPに資料が掲載されておりますほか、地方創生カレッジのeラーニング講座の中に動画が用意されていますので、皆様是非ご覧ください。
(まち・ひと・しごと創生本部HP)
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/sousei/meeting/kinyu/jirei.html
(地方創生カレッジeラーニング講座)
https://chihousousei-college.jp/Financial_institutions.html
※動画をご覧になるには登録(無料)が必要です。なお、現時点では、令和元年度表彰分の講座(今回発表頂いた案件分を含む)は作成中です。アップまで少々お待ちください。
ちいきん会スピンオフ ONLINE 霞が関ダイアログ 2Days
令和2年8月24日(月)、26日(水)、ちいきん会のスピンオフ企画「霞が関ダイアログ2Days」を、オンラインにて開催しました !
本イベントは、霞が関(中央省庁)の政策を全国の地域金融機関の皆様に周知するとともに、地域で役立つ施策の活用事例創出に繋げることを目的として開催したもので、2日間合わせて約300名の方々にご参加いただきました!
※「霞が関ダイアログ」:ちいきん会のスピンオフとして、金融庁地域課題解決支援チームと各省庁有志が協働して企画。金融機関および自治体の現場職員と各省庁の実務担当者との対話により、地方創生を目的とした各省庁施策の理解を深め、現場での施策浸透の促進を図るもの。
当日のプログラムはこちら (318KB; PDFファイル)
オープニングでは、金融庁の和田良隆氏、菅野大志氏から「霞が関ダイアログ」の狙い、ちいきん会や地域課題解決支援チームの取組みを紹介。
続けて、各省庁の政策担当者が、各種支援メニューのポイントや同メニュー活用事例などを説明。その後、参加者の皆様に、それぞれ関心のあるテーマに分かれていただき、テーマ毎にグループディスカッションを実施しました。
各省庁のプレゼンテーマおよび資料(一部抜粋)
一日目:8/24(月)分
・中小企業庁:
これからの中小企業支援 (549KB; PDFファイル)
・観光庁:
宿泊施設への支援制度 (548KB; PDFファイル)
・出入国在留管理庁:
特定技能のすすめ~新たな時代の新たな外国人材の受け入れ方の巻~ (1371KB; PDFファイル)
・内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局、金融庁:
地域における経営人材の活用について~副業・プロフェッショナル人材戦略~ (4595KB; PDFファイル)
二日目:8/26(水)分
・農林水産省:
食ビジネスをめぐる状況と政策 (1733KB; PDFファイル)
・内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局:
新型コロナ対策をデータで議論しよう (966KB; PDFファイル)
・環境省:
持続可能な社会づくりのためのESG地域金融 (992KB; PDFファイル)
・金融庁、中小企業庁:
地域ダイアログの取組み~民間金融機関における特別保証認定プロセスのシステム化~ (1451KB; PDFファイル)
なお、当日の模様について、グッドウェイ社に掲載いただきましたので、そちらも併せてご覧ください!
https://goodway.co.jp/fip/htdocs/jo426slei-3242/
ちいきん会2.0(初のオンライン開催)
しかし、コロナ禍の下でも、またwithコロナの今だからこそ、官・金・民の連携による地域課題解決やそれに向けた仲間づくりに繋げる取り組み継続が必要と考え、先般、はじめてオンラインにて開催いたしました。
当日はこれまでとほぼ同じ規模となる約300名の方々にご参加いただきました。
クロストークでは、「今こそ行動!共感に集う有志ネットワークとともに」をテーマに、金融庁遠藤前長官、共同通信社橋本編集委員、GCストーリー萩原常務取締役のお三方に、金融庁の改革、広がるネットワークと広がらないネットワークの決め手は何か、など幅広く意見交換がなされました。
ネットワークも、ただつながり、集まるだけではなく、何かコトを起こすことが求められています。ネットワークによって新しく生み出される取組みが、地域の知的創造、課題解決につながっていると考えられることから、このような有志の輪がさらに広がることを期待しています、というコメントでクロストークを締めくくりました。
その後、官民金連携の取組みの紹介やそれに対するグループセッションが行われました。当日の資料を掲載しますので、ぜひご覧ください。
「AIブレストスパークを活用した地方創生アイデアの創出支援」(博報堂) (684KB; PDFファイル)
「対話する中小企業庁」(中小企業庁) (658KB; PDFファイル)
~地域をチームにする~『地域クラウド交流会 ちいクラ』(サイボウズ) (1517KB; PDFファイル)
「ちいきん会 in 福島」開催後、「福島ダイアログ 」発足(東邦銀行) (1708KB; PDFファイル)
ちいきん会オンライン開催についてアンケートを集計したところ、「リアルで開催する必要があるのかと思うほど有意義だった」「オンラインでも思った以上にできることがわかってよかった」「オンライン、オフラインともに継続開催を希望する」と、ポジティブな意見をいただきました。
その一方で、「音量のバラツキが大きかった」「オンラインでの交流会は少しぎこちなかった」「同じグループに割り当てられないと話したい人と話せないのはちょっと残念」との意見もいただきました。
いただいた意見を参考にして、次回のオンライン開催ではより良いイベントにしていきます。また、リアル開催を望む声もありますが、コロナの状況が好転しましたらもちろん開催します!ちいきん会地域コーディネーターを中心とした地方開催も行います!リアルでもオンラインでもつながりましょう!
最後に、金融庁HPに地域課題支援チームのページが開設されました。ちいきん会と同様に、地域で活躍する志ある方とダイアログ(対話会)を行いながら、地域課題解決に向けた取り組みを展開していきたいと考えております。こちらのページにもぜひアクセスをお願いします。
https://www.fsa.go.jp/policy/chiikikadaikaiketsushien-team/chiiki-kadai-top.html
第3回ちいきん会 in福島
第3回では、東北・福島を舞台に、ちいきん会初の地方開催が実現しました。
■日 時:令和元年11月9日(土)
■会 場:福島民報社 本社ホール
■参加者:公務員、金融機関職員、地域に貢献する民間事業者、
学生ほか 約380名
■主 催:ちいきん会事務局
■事務局:福島県内関係機関有志
(福島学院大学、福島県・市町、地元金融機関、政府機関ほか)
ちいきん会本部
(第一勧業信用組合、城南信用金庫、金融庁、環境省、内閣官房、まち・ひと・しごと創生本部事務局、JPBV、よんなな会、公務員の有志ほか)
■パネルディスカッションゲスト:金融庁・遠藤長官、東邦銀行・北村頭取、福島県企画調整部・橘政策監、百十四銀行・香西氏、金融庁・日下室長
■プログラム:こちらから
ちいきん会初の地方開催でしたが、400人近くが集まり、大成功に終わりました!地方にこそ、ともに歩ける仲間との出会いやつながりを求めていることがわかりました。
本会で、要望のあった京都や小豆島でのちいきん会の開催は、その地域の皆さんと開催する方向で進めています!
当日の詳細情報やフォトギャラリーは、地方初開催を記念して開設した
「ちいきん会特設コーナー」にまとめていますので、こちらをご覧ください。
ちいきん会の開催の模様を、今回もグッドウェイ社に掲載いただきました!
https://goodway.co.jp/fip/htdocs/jozidr92j-3242/
当日の資料はこちら(一部抜粋):
「RIPS・RIAS」~地域の事業者と支援者の共同学習によって地域経済を再生する~(東北大学) (842KB; PDFファイル)
社会課題としての激増する事業承継の課題の根本的解決に向けた事業アイデア(GAGP JAPAN Corporaition) (665KB; PDFファイル)
復興支援(福島スペシャル)×金融マン(経済産業省) (1215KB; PDFファイル)
ローカル10,000プロジェクトのご紹介(総務省) (1413KB; PDFファイル)
挑戦するすべての企業に新しい風を吹き込む~共感型副業マッチング「YOSOMON!」のご紹介(NPO法人 ETIC) (1884KB; PDFファイル)
「福島再生・未来志向プロジェクト」~福島の未来をともにみたい~(環境省) (1957KB; PDFファイル)
多様な連携とその取組み(第一勧業信用組合) (1335KB; PDFファイル)
地域と連携した交流人口増加にむけた取組~相双地域の今と魅力を伝えたい~(あぶくま信用金庫) (534KB; PDFファイル)金融の枠を超え、リージョナル・バリューアップカンパニーを目指して(株式会社 YMFG Zone) (1469KB; PDFファイル)
新たな地域産業創出への取り組みー感謝を形にするチャレンジー(株式会社 WATALIS) (1601KB; PDFファイル)
農泊と世界をつなぐ地域活性化サービス(株式会社百戦錬磨) (1164KB; PDFファイル)
第2回ちいきん会
■日 時:令和元年6月8日(土)
■会 場:城南信用金庫 本店 4Fホール
■参加者:公務員・金融機関職員 約180名
■主 催:ちいきん会事務局
■事務局:第一勧業信用組合、城南信用金庫、JPBV、よんなな会、公務員の有志
■ゲスト:面白法人カヤック(㈱カヤック)、㈱味香り戦略研究所、AISSY㈱、東北オフサイトミーティング 後藤好邦ほか
■参 加:よんなな会 脇雅昭、㈱URUU 江上広行、ユーモ、アイリッジなど
「地域のために何かがしたい」 「一緒に進んでいける仲間が欲しい」
そんなことを考えたことはありませんか?
「ちいきん会」は、普段抱えている組織の看板・肩書きといったものを一旦脱ぎ捨て、熱い想いを持った自治体職員・金融機関職員同士で、ありのままに語り合える出会いの場です!
熱意を持って「地域課題の解決」に取り組みたいと思っている皆様が、一緒に協力できる仲間と出会えるようなコミュニティの形成を目指しています。
ゲスト講演、参加者プレゼンに加え、食事をとりながら、お喋りできる時間もご用意しております 是非とも、この機会を利用し、様々な方々とのネットワークを広げてください。
ちいきん会の開催の模様を、今回もグッドウェイ社に掲載いただきました!
https://goodway.co.jp/fip/htdocs/jom7psmto-3242/
当日の資料はこちら(一部抜粋):
第2回ちいきん会プログラム (pdf,122KB)
「地域課題解決支援チームの活動について(金融庁)」(pdf,1,206KB)
「信用金庫の地方創生への取組み(城南信用金庫)」(pdf,4,777KB)
「官と金による地域活性化に寄与した事例(第一勧業信用組合)」(pdf,2,932KB)
「おいしさを数値化するという仕事(株式会社 味香り戦略研究所)」 (pdf,3,337KB)
「味覚センサー「レオ」技術・事例紹介(AISSY株式会社)」 (pdf,1,644KB)
第1回ちいきん会
金融機関職員×公務員のミートアップイベントである「ちいきん会」が3月24日に初めて開催されました。
■日 時:平成31年3月24日(日)
■会 場:三菱地所(株) 本社ビル
■参加者:公務員・金融機関職員 約230名
■主 催:ちいきん会事務局
■事務局:第一勧業信用組合、城南信用金庫、JPBV、よんなな会、公務員の有志
■ゲスト:金融庁 遠藤長官、よんなな会代表 脇氏、株式会社URUU 代表取締役 江上氏
~ちいきん会とは?~
地方創生に関心ある熱量の高い公務員や金融マンが肩書きを外して交流する、ネットワーク作りの場です。
金と官がつながることで、地域の課題解決に貢献できるような新しい取組が生まれるのではないか、そんな思いから始まりました。
第1回では、参加者が地元の地域課題や、現在の取組内容を発表するコーナーを設け、13名の皆さまに発表いただきました。
こんな連携が次々と生まれていくような「ちいきん会」にできればいいなと思います。
<連携の事例>
■「高齢者サービスの充実に取り組む公務員」×「高齢者向けサポートサービスを行う金融機関」
→高齢者の声を共有し、サービス向上のため今後協議していくことになりました!
■「産学官金連携の中小企業支援を行う公務員」
→連携の進め方など成功事例について、参加者と共有いただきました!
なお今回、ちいきん会の開催模様をグッドウェイ社に掲載いただきました!
https://goodway.co.jp/fip/htdocs/jo1rve27k-3242/
※ ちいきん会の情報をご覧になりたい方はへ参加したい方は、Ffacebookグループ「ちいきん会」を検索し、グループへ参加申請して下さい。
(申請時に地方創生「連携・交流ひろば」を見た旨をコメントして下さい)
https://www.facebook.com/groups/549182832217466/